アルゼンチン航空は2020年4月15日(水)、新型コロナウイルス(COVID-19)対策で必要な医療品などを輸送するため、上海への特別便を運航しました。
ブエノスアイレス州の要請に応じて運航されたフライトで、レジ「LV-GIF」のA330-200を使用し、4月15日(水)18時30分にブエノスアイレスを出発し、給油のためオークランドを経由し、上海に到着しました。飛行時間は約55時間で、上海では医療品の積み込みに6時間をかけています。アルゼンチン航空がアジア地域にフライトを運航するのは初めてで、最も効率的な経路として、オークランドを経由するルートが選ばれました。
隔離措置を順守するために、搭乗員は機内で食事や睡眠を行うため、パイロットのほか、航空エンジニアなど17名が搭乗して運航され、13トンの医療品やマスクなどの保護用品などを上海からブエノスアイレスに輸送しています。