エールフランス航空は2020年4月16日(木)、運航を停止している航空機のメンテナンスを実施している様子を動画で紹介しました。
エールフランス航空は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により、運航を通常の約5%にまで大幅に縮小しています。このため、全224機のうち180機が、エールフランスがメンテナンス拠点を持つ、パリ シャルル・ド・ゴール国際空港、パリ オルリー空港、トゥールーズ・ブラニャック空港で保管されています。
これほど多くの機材を保管するのは史上初の試みで、エアバスとボーイングの指示に沿って、虫の侵入などを防ぐために通気口を全て塞ぐなど、保管のための様々な作業が行われています。
なお、残りの約40機はフランス各地とヨーロッパの主要都市との接続を提供しているほか、エールフランス航空は、フランスやヨーロッパへの送還便や、医療機器の輸送で中国発着の貨物便も運航しています。
■Air France is taking care of the aircrafts