明野駐屯地、第10飛行隊のOH-6が3月17日にラストフライト

明野駐屯地、第10飛行隊のOH-6が3月17日にラストフライト

ニュース画像 1枚目:明野駐屯地を飛行するOH-6D
© 第10飛行隊
明野駐屯地を飛行するOH-6D

陸上自衛隊の明野駐屯地で2020年3月17日(火)に第10飛行隊のOH-6D、308号機と312号機、2機の用途廃止に伴い、ラストフライトセレモニーが実施されました。セレモニー終了後、霞ヶ浦駐屯地へ向け飛行し、5,500時間にわたる飛行時間を満了し、用途廃止になりました。

OH-6はヒューズ・ヘリコプターズが設計開発し、アメリカ陸軍の軽観測ヘリコプター計画に採用されました。原型機は1963年2月に初飛行、ベトナム戦争にも投入され、現在まで軍民共に世界各地で使用されています。

日本では陸自に加え、海上自衛隊でも採用され、川崎重工がOH-6Aを国産化したOH-6Jとして1968年から生産を開始し、1977年までに120機が生産されました。後継のOH-6Dは1997年までに陸自に193機、海自に14機が納入されました。海自では2011年6月に退役済みです。陸自のOH-6Dは、2020年3月末に退役しました。

期日: 2020/03/17
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