ブダペスト空港、新型コロナにより4月の旅客数は99%減 人員削減へ

ブダペスト空港、新型コロナにより4月の旅客数は99%減 人員削減へ

ニュース画像 1枚目:フェレンツリスト国際空港
© フェレンツリスト国際空港
フェレンツリスト国際空港

ブダペストのフェレンツリスト国際空港は2020年4月23日(木)、新型コロナウイルス(COVID-19)により、同月の旅客交通量が99%以上減少していると発表しました。

ブダペスト空港では、2019年4月に1日44,000人の旅客が離発着で空港を利用しましたが、2020年4月の1日の利用者数は275人に達していません。空港内の全てのリテール店舗は営業休止し、ターミナルビルの大部分も閉鎖されています。

2020年のブダペスト空港の利用者数は1,700万人を見込んでいましたが、2019年の1,600万人にも達しない可能性があります。国際航空運送協会(IATA)も、ヨーロッパの空港における旅客輸送は、今後2年間またはそれ以上の期間、パンデミック以前には戻らないと予測しており、雇用している従業員数を維持することができません。

ブダペスト空港の運営会社は、パンデミックによる危機が始まって以来、雇用を守るためにできる限りの可能な対策を講じてきましたが、長期的かつ効率的な運営、また残された雇用を保護するために、BUDグループの従業員の削減は避けられないとし、人道的かつ公平な方法で、人員削減を行う方針を示しています。

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