ノースロップ・グラマンは2020年4月23日(木)、アメリカ海軍と1億6,500万ドルで契約した、AGM-88E新型対レーダー誘導ミサイル(AARGM)の9番目のフルレート生産ロットが完成したと発表しました。
AGM-88E AARGMは、AGM-88高速対レーダーミサイル(HARM)をアップグレードしたミサイルで、ミリ波アクティブレーダーシーカーを追加しています。ターミナル誘導機能を追加して命中精度を高めると共に、友軍のレーダーを破壊するような同士討ちも避けられます。
アメリカとイタリアの共同開発で、アメリカ海軍と海兵隊のF/A-18C/Dホーネット、F/A-18E/Fスーパーホーネット、EA-18Gグロウラー、退役したEA-6Bプラウラー、イタリア空軍のトーネードECRで運用可能なミサイルです。