岐阜県、10月からの若鮎Ⅲの運航再開に向けアクションプランを策定

岐阜県、10月からの若鮎Ⅲの運航再開に向けアクションプランを策定

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© FlyTeam LOTUSさん
LOTUSさんの航空フォト

岐阜県は2020年4月24日(金)、岐阜県防災ヘリ運航管理のあり方検討会からの提言を踏まえ、防災ヘリ「若鮎Ⅲ」の運航再開に向けたアクションプランを策定、内容を公開しました。

「若鮎Ⅲ」は、岐阜県防災航空センターで職員によるパワーハラスメントや若鮎機を不適切に点検・整備していた事案、過去に火薬類取締法第17条第1項に基づく許可を受けずに機体を委託整備に出していた事案が発生したことを受け、現在、運航を停止しています。

このことから岐阜県は、ハラスメント防止対策、安全管理のためのチェック機能の確保、組織ガバナンス確立の3つの項目でアクションプランを策定し、再発防止に努めます。また、「岐阜県防災ヘリ運航管理のあり方検討会」で、その進捗状況と実効性を確認したうえで、8月から実機訓練を開始し、10月からの運航開始をめざします。

なお、今後、委託運航や県警との共同運航における望ましい運航体制を模索するため。岐阜県警察本部と連携し、安全かつ安定的な運航に向けて、機体数、委託運航と自主運航の混在、県警との共同運航、事務所、機種、防災航空センター長のあり方について検討を進める方針です。

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