ロシア空軍、近代化改修したTu-160Mを2機受領

ロシア空軍、近代化改修したTu-160Mを2機受領

ニュース画像 1枚目:ロシア空軍、Tu-160近代化改修機
© Минобороны России
ロシア空軍、Tu-160近代化改修機

ロシア国防省は2020年4月23日(木)、ロシア空軍が近代化改修したTu-160Mを2機受領しました。改修した機体は、地上試験のあと飛行試験を経て、品質の有効性が確認されたのち、ロシア空軍に納入されました。

Tu-160Mは、近代化した慣性航法とエンジン制御システム、最新のデジタル技術を使用した兵器システム、アビオニクスが更新されています。Tu-160は、時速2,200キロメートルと現役の爆撃機として世界最速を誇ります。

Tu-160は、1981年に初飛行した戦略爆撃機として比較的新しい航空機です。全長は54.1メートル、全幅は最大で57.7メートル、最大速度はマッハ2、航続距離12,300キロメートルです。2015年11月にシリアのアサド政権を支援するため、初めて実戦投入し、巡航ミサイル攻撃を行いました。

Tu-160の生産数は35機と言われますが、ソ連崩壊時にウクライナに残った19機のうち8機はロシアに売却され、残りは解体処分、または退役しています。ロシアは2023年から、50機を再生産すると言われています。

期日: 2020/04/23から
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