アントノフ、An-225ムリーヤでコロナウイルス対策の医療機器を空輸

アントノフ、An-225ムリーヤでコロナウイルス対策の医療機器を空輸

ニュース画像 1枚目:An-225での貨物輸送
© Antonov
An-225での貨物輸送

アントノフは2020年4月23日(木)、ウクライナで新型コロナウイルス(COVID-19)感染の拡大防止のため、An-225ムリーヤで中国の天津からアントノフ飛行場に医療機器などを空輸しました。

アントノフでは、3月の終わりから、5機のAn-124-100が1,500トンを超える貨物を中国からヨーロッパ、アメリカ、近東のさまざまな国に空輸しました。これらのフライトの一部は、北大西洋条約機構(NATO)の戦略的空輸国際ソリューション(SALIS)プログラムで運航されました。

4月22日(水)にAn-124-100は中国からアメリカの、オーランド、ヒューストン、ワシントン、ロサンゼルスなどへCOVID-19関連の医薬品の空輸を開始しました。5月にはAn-225が同様の空輸を予定しています。

An-225は4月11日(土)から、中国から世界の様々な国、ワルシャワやパリなどに医療機器を輸送しました。4月24日(金)からはNATOのSALISプログラムで運用を行います。

アントノフのスタッフには、COVID-19から防護するためのマスクや手袋などを提供し、空港では機体の消毒を実施し、乗員と空港スタッフの接触を最小限に抑え、乗員の健康診断を行っています。

期日: 2020/04/23から
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