高松空港、2019年度の利用状況 定期便の利用者数が8年ぶりに減少

高松空港、2019年度の利用状況 定期便の利用者数が8年ぶりに減少

ニュース画像 1枚目:定期路線利用者数の推移
© 香川県
定期路線利用者数の推移

香川県は2020年4月30日(木)、2019年度(令和元年度)における高松空港の利用状況を発表しました。

これによると、国内・国際線定期路線の利用者数は前年度3.5%減の1,990,756人となり、新型コロナウイルス感染拡大に伴う国内・国際線の運休などの影響で、前年度と比較して減少しています。チャーター便の利用者数は5,720人で、総利用者数は前年度比3.4%減の1,996,476人でした。

国内定期路線では、全日空(ANA)と日本航空(JAL)の羽田線で、機材の一部が大型化したことで、堅調に推移していたものの、3月から運休が発生し、前年度比1.6%減の1,340,171人、利用率は2.0ポイント減の71.2%となっています。ジェットスター・ジャパンの成田線では、瀬戸内国際芸術祭2019の開催などで利用者数が堅調に推移していましたが、利用者数は前年度比4.7%減の247,147人、利用率は0.8ポイント減の82.4%となりました。

また、那覇線でも減少となり、利用者数は前年度比2.4%減の119,936人、利用率は2.7ポイント減の67.6%でした。

国際定期路線では、エアソウルがソウル・仁川線に、春秋航空が上海線、チャイナエアラインが台北線、香港エクスプレスが香港線に就航してします。上海線は前年度比11.9%減の69,910人、利用率は2.7ポイント増の87.1%となりましたが、それ以外の路線では、利用者数、利用率ともに前年度から減少しています。

国内チャーター便は、稚内、長崎、石垣、宮古間で各2便、松本、与那国、静岡、新潟間で各1便、計12便が運航され、利用者数は前年度比較68.0%減の573人、利用率は14.3ポイント減の56.8%となりました。

国際チャーター便は、高雄間で27便、グアム、チェジュ間で各4便、ハワイ、ダナン、ハノイ間で各2便、ハバロフスク、ウラジオストク間で各1便、計43便が運航されました。利用者数は前年度比較219.5%増の5,147人、利用率は1.5ポイント減の73.3%でした。

期日: 2019/04/01 〜 2020/03/31
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