航空科学博物館が存続危機?!クラウドファンディング開始へ

航空科学博物館が存続危機?!クラウドファンディング開始へ

ニュース画像 1枚目:航空科学博物館 イメージ
© 航空科学博物館
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成田空港に隣接する航空科学博物館は2020年5月1日(金)、その存続危機にあるとTwitterで公表し、近日中にクラウドファンディングを開始すると発表しました。目標金額は1,000万円ですが、目標金額に満たない場合でも計画のための費用とし、設定されたお返しのリターンが届けられます。

新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、3月に一時休館、その後再開したものの、4月2日(木)に千葉県からの不要不急の週末の外出自粛要請、4月7日(火)に千葉県を含む7都道府県に出された緊急事態宣言に従い、4月9日(木)から再び当面の間、臨時休館となっています。そのため、入館者数は9割減少し、入館料だけでなく売店やレストランの収入がほぼなくなっている状況が背景にあります。

クラウドファンディングで募った資金は、博物館の運営資金、展示物・建物の修繕費用として活用されます。支援金額は3,000円から100万円まで9種類あり、リターンとして有効期限のない招待券、航空科学博物館オリジナルグッズが用意されているほか、フライトシミュレーターを1時間貸切できる内容です。また、支援金額によって年間パスポートや博物館売店限定商品券が贈られます。

なお、航空科学博物館では、所蔵するエンジンのメンテナンスなどの様子を公式Twitterで情報を発信し、その活動内容を知ってもらう取り組みを継続しています。

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