中国海軍の空母「遼寧」、定期訓練を終え青島に帰港

中国海軍の空母「遼寧」、定期訓練を終え青島に帰港

ニュース画像 1枚目:空母「遼寧」
© 統合幕僚監部
空母「遼寧」

中国海軍は2020年5月1日(金)、空母「遼寧」艦隊が4月30日(木)に約1カ月の定期訓練を終え、山東省、青島の軍港に帰港したことを公表しました。1カ月の航海では、編隊航行や統合戦闘訓練などを実施しました。

4月10日(金)に「遼寧」と駆逐艦など6隻の艦隊が長崎県の男女群島の海域を太平洋に向けて航行、4月28日(火)に宮古島海峡を東シナ海へ向けて航行している動きを海上自衛隊が確認していました。

「遼寧」は、2012年に就役しました。ウクライナから未完成の状態で購入したアドミラル・グズネツォフ級空母を大連で完成させたものです。諸元は、満載排水量59,439トン、全長304.5メートル、全幅70メートル、速力30ノット、兵装近接防御SAM18連装発射機、CIWS、12連装対潜ロケット発射機、艦載機固定翼機24機以上、ヘリコプター10機です。

期日: 2020/05/01から
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