フランス空軍は空中給油/輸送機A330-200MRTTフェニックスが2020年5月1日(金)から5月7日(木)にかけて、前例ない世界一周の戦略的輸送ミッションを実施している事を公表しました。
戦略的輸送ミッションは、2組の乗員が交替で41,000キロメートルを、飛行時間48時間でカバーします。第125イストル・ル・テュベ空軍基地から、インド洋のレユニオン、オーストラリアのパース、ニューカレドニアのヌメア、タヒチのパペーテ、アメリカのロサンゼルスに立ち寄ります。
このミッションでは、ヌメアとパペーテへ兵士33人と医療品、医療機器など15トンの貨物を輸送しています。A330-200MRTTは新型コロナウィルス(COVID-19)感染が始まって以来、医療品や医療機器、COVID-19の患者の移送などで活躍しています。