アメリカ海軍とイギリス海軍の5隻の艦艇が2020年5月4日(月)、北極圏のバレンツ海で航行の自由を主張する狙いから、海上警備訓練を行いました。
参加した艦艇は、アメリカ海軍のアーレイバーク級駆逐艦「ドナルド・クック(DDG-75)」、「ポーター(DDG-78)」、「ルーズベルト(DDG-80)」、高速戦闘支援艦「サプライ(T-AOE-6)」、イギリス海軍の23型フリゲート「ケント(F-78)」でした。
アメリカ海軍は1980年代中頃からバレンツ海を航行していませんでしたが、同盟国やパートナーが北極圏で安全な航行を確保するため、訓練を実施しました。不用意な衝突を避けるため、ロシアには5月1日(金)にバレンツ海での訓練を事前に通知しました。