防衛省統合幕僚監部は、ソマリア沖アデン湾で海賊対処行動を展開している海上自衛隊P-3Cの活動状況について、2020年4月1日(水)から4月30日(木)までの飛行内容を発表しました。
これによると、4月の飛行回数は17回、飛行時間は約120時間、確認した商船数は約1,900隻でした。累計では、海上自衛隊のソマリア沖での累計飛行回数は2,503回、総飛行時間18,690時間、確認した商船数は約208,900隻となりました。
護衛艦、諸外国の艦艇などと民間商船への情報提供は約80回、累計は約14,680回です。4月に特別な対処を実施した事例は、ありません。
海賊対処のために派遣したP-3C哨戒機は1月20日(月)以降、主にアデン湾やアラビア海北部の西側の公海で、「中東地域における日本関係船舶の安全確保に必要な情報収集活動」を実施し、4月末に機体のみの交替が実施されています。