ヨーロッパの格安航空会社(LCC)のライアンエアは2020年5月5日(火)、大幅な運休・減便スケジュールの延長を発表しました。
新型コロナウイルス(COVID-19)によるヨーロッパ各国政府によるフライト制限や渡航制限措置などにより、現在ライアンエアは99%以上の機材を運航停止しています。ただし、EU政府と連携し、緊急用に最小限のフライトを運航しています。この限定されたスケジュールを5月21日(木)まで継続します。
デイリーまたはウィークリーで運航されているのは、ダブリン発着のロンドン・スタンステッド、ロンドン・ガトウィック、バーミンガム、エディンバラ、ブリストル、グラスゴー、マンチェスター、アムステルダム、ブリュッセル、ベルリン、リスボン、ケルン線、コーク/ロンドン・スタンステッド線、またロンドン・スタンステッド発着のアイントホーフェン、リスボン、ベルリン、ブダペスト、ソフィア、ブカレスト線です。
これらの路線では、すべての機材が除菌されているほか、搭乗率が低いことから、社会的距離感を保った搭乗が可能となっています。なお、ライアンエアは、7月中には定期便の運航を再開したいと説明しています。