イタリア財務警察のATR-42MP、新型コロナ患者搬送用に改修

イタリア財務警察のATR-42MP、新型コロナ患者搬送用に改修

ニュース画像 1枚目:新型コロナ患者搬送用に改修されたATR-42MP機内
© Leonardo Company
新型コロナ患者搬送用に改修されたATR-42MP機内

レオナルドはイタリア財務警察との長期的な提携の一環として、新型コロナウイルス(COVID-19)の発生以来、感染患者の安全な搬送を担うATR-42MPの新たな機内仕様の開発を進めています。

医療従事者からの要求項目を取り入れた構成を迅速に特定し、開発に着手しており、認証済みのソリューションとして、医療従事者と共に、 感染患者搬送用ストレッチャーN36-7タイプを2台収容する客室内のレイアウト変更が含まれています。患者搬送に必要な医療機器へ、適切な電力供給を確保する配電システムも調整されています。

N36-7は、陰圧式空気清浄装置を搭載しており、医療従事者や患者を搬送する救急隊員をはじめとする機内搭乗者の感染対策として必須で、これにより関係する支援者の安全性を確保します。

これらの装備は既存のキットを使用し、イタリア財務警察が保有する製造番号(MSN)「502」、機番「MM62166」に3日間で搭載を完了しています。

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