ロッキード・マーティン、500機目のF-35胴体主翼部を出荷

ロッキード・マーティン、500機目のF-35胴体主翼部を出荷

ニュース画像 1枚目:F-35胴体主翼部
© Lockheed Martin
F-35胴体主翼部

ロッキード・マーティンは、2020年4月28日(火)にマリエッタ部門が、500機目のF-35胴体主翼部を出荷したと発表しました。マリエッタ部門は2011年9月に最初の胴体主翼部を出荷、500機目は製造番号「CF-55」のF-35Cに組み込まれ、2021年にアメリカ海軍のリモア海軍航空基地へ納入する予定です。

胴体主翼部は、F-35の主要な構造コンポーネントで、胴体のほぼ3分の1を占めています。主翼は最終組立時に胴体主翼部に取り付けられ、プラット・アンド・ホイットニーF135エンジンの大半は胴体主翼部に収められます。

胴体主翼部の生産量は、2011年に5台、2012年は21台でしたが、2019年には112台に増加しています。2021年には、120台以上を生産する予定です。

マリエッタ部門は、胴体主翼部の製造時間を短縮してきました。F-35Bは約14,000時間から5,300時間、F-35Cでは約16,000時間から約6,000時間に短縮しました。これによりマリエッタ部門ではF-35プログラムの開始から現在までに推定で8,000万ドルの節約につなげています。

マリエッタ部門は約450人がF-35プログラムに従事しています。胴体主翼部の製造のほか、水平および垂直尾翼や予備のパネル、修理したパネルにステルスコーティングを施しています。

期日: 2020/04/28から
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