ロンドン・ヒースロー空港、サーモグラフィスクリーニング検査を試験導入

ロンドン・ヒースロー空港、サーモグラフィスクリーニング検査を試験導入

ニュース画像 1枚目:サーモグラフィ検査を通知する看板
© Heathrow Airport Limited
サーモグラフィ検査を通知する看板

ロンドン・ヒースロー空港では2020年5月21日(木)から、ターミナル2の入国エリアでサーモグラフィによるスクリーニング検査の試験導入を開始しました。これにより、到着した搭乗者の体温上昇を感知し、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大リスク低減を図ります。

出入国エリアに設置された看板で試験が実施されていることは通知されますが、この技術では移動する複数の人の体温を監視することができ、検査のために特別に並ぶ必要はないため、到着客にとって目に見える変化はありません。また個人データが保存、共有されることもありません。試験が成功した場合には、出発エリア、接続エリアなど空港全体に機器の設置を拡大します。

なお、ヒースロー空港では5月下旬から従業員はマスクを着用ししているほか、到着出発の際にフェイスカバーを着用していない搭乗者にはマスクが配布されています。また、600台を超える手指消毒剤ステーションも設置されており、清掃体制を強化するなど、様々な感染拡大予防対策を実施しています。

期日: 2020/05/21から
メニューを開く