アメリカTSA、新型コロナ二次感染予防で保安検査手順を変更

アメリカTSA、新型コロナ二次感染予防で保安検査手順を変更

ニュース画像 1枚目:TSAが二次感染予防で保安検査手順を変更
© DFW Airport
TSAが二次感染予防で保安検査手順を変更

アメリカ運輸保安局(TSA)は2020年5月21日(木)、新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックを受け、夏のメモリアルデー休暇を前に、保安検査手順の変更を発表しました。身体的接触を制限して物理的距離を確保し、保安検査場での二次感染のリスクを低減する取り組みです。

新たな手順は、搭乗券をスタッフに手渡すのではなく、搭乗者自身が搭乗券リーダーにかざした後、スタッフに搭乗券を提示して、スタッフが目視で確認できよう求めます。また、X線検査では、スタッフが機内持込用バッグを開けて、食品を取り出す行為を減らすため、食品は事前に透明なビニール袋などに入れてX線に通す流れにします。

機内へ持ち込みが禁止されているアイテムが含まれている場合、またノートパソコンや液体、ジェルなど、本来分離して検査が必要なものがバッグに含まれている場合は、保安検査場の外に戻って処理するよう指示される可能性があります。

このほか、社会的距離を確保するため、床にマーキングを施すほか、搭乗者にもマスクの着用を呼び掛けるなど、TSAは感染拡大予防に努めています。

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