南スーダン国際平和協力業務の派遣期間、2021年5月末まで延長

南スーダン国際平和協力業務の派遣期間、2021年5月末まで延長

政府は2020年5月22日(金)、閣議で南スーダン国際平和協力業務の派遣期間延長を決定しました。2011年から国際連合南スーダン共和国ミッション(UNMISS)に司令部要員、2012年1月から2017年5月にかけて陸上自衛隊の施設部隊を派遣、司令部には兵站、情報、施設、航空運用幕僚の要員を派遣しており、派遣期間は2020年5月31日(日)までです。今回の延長は1年で、2021年5月31日(月)までの期間です。

南スーダンは、2011年7月に独立し、2018年9月には再活性化された衝突解決合意が署名され、現在は全当事者が合意の履行に取り組んでいます。国際社会としては、今後も協力して関係者に合意遵守を働きかけるなど、安定に向けた取り組みを後押ししていく必要があります。

このため、2020年3月12日(木)に国連の安全保障理事会において「UNMISS」の活動期間を延長する安保理決議第2514号が採択され、南スーダン国際平和協力業務実施計画が変更されました。

なお、国際平和協力法第7条第1号と同条第3号の規定に基づき、実施計画の内容と変更前の期間での実施状況が国会に報告されます。

期日: 2021/05/31まで
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