日本航空(JAL)、日本トランスオーシャン航空(JTA)は2020年5月27日(水)、2021年度の新卒採用活動を中断すると発表しました。新型コロナウイルスの感染拡大は、経営に甚大な影響を及ぼし5月現在、今後の事業環境を見通すことが困難な状況が続いていることから、今回の判断に至りました。JALは、3月2日に2021年度の新卒採用の募集要項を公表し、採用活動を進めていました。
既にエントリーした学生に対しては、採用事務局から別途、案内します。今後は、状況を見極めながら慎重に検討し、決まり次第、改めて採用ホームページで案内します。
JALグループ各社でも現在実施する採用活動は中断します。各社に既にエントリーしている場合も、各社の採用事務局が別途、案内します。
JALは国内線で6月前半の減便率は7割、国際線は96%とグループの主力事業が大幅に生産力を落としている中、旅客需要の回復にも時間がかかる見通しもあり、不透明な要素が多い状況です。2021年度入社の新卒採用活動では、全日空(ANA)も5月8日(金)に採用活動を一時中断すると発表しています。