ドイツ海軍フリゲート「ハンブルク」、インド太平洋を訪問を延期

ドイツ海軍フリゲート「ハンブルク」、インド太平洋を訪問を延期

ニュース画像 1枚目:フリゲート「ハンブルク」
© Bundeswehr/Björn Wilke
フリゲート「ハンブルク」

ドイツ海軍は2020年5月28日(木)、フリゲート「ハンブルク(F-220)」が6月から予定していたインド太平洋を訪問を延期すると発表しました。新型コロナウィルス(COVID-19)感染の可能性から保護するための措置です。

現在、インド洋の周辺国の多くの国の港はパンデミックを抑制するために閉鎖しています。参加する予定のインド洋海軍シンポジウム(IONS)も、2020年11月に延期されました。ドイツ海軍は延期になったINOSに艦艇を参加させる予定です。

「ハンブルク」は当初、ヴィルヘルムスハーフェン海軍基地を出港し、フランス領レユニオン島に向かい、6月下旬にはフランス海軍が主催するIONSにオブザーバーとして参加し、その後オーストラリアに向かう予定でした。

「ハンブルク」はザクセン級防空型ミサイルフリゲートの2番艦です。2004年12月に就役しました。諸元は、満載排水量5,690トン、全長143メートル、全幅17.4メートル、速力29ノット、兵装スタンダードSAM・発展型シースパロー短SAM用VLS、RAM近接防御SAM21連装発射機、ハープーンSSM4連装発射機、76ミリ単装砲、3連奏短魚雷発射機、NH-90 NFHまたはスーパーリンクスMk.88Aが2機搭載可能です。

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