ルフトハンザドイツ航空は2020年5月30日(土)、ドイツの連邦経済安定化ファンド(WSF)を通して総額90億ユーロの支援を受け入れることに伴い、公平な競争環境を維持するために欧州委員会が要求していたフランクフルトとミュンヘン空港における一部発着枠の返上に同意したと発表しました。
条件は当初より縮小され、両空港における発着枠を最大24枠、それぞれ1社の競合他社に譲渡することになります。1年半の期間中は、それぞれの空港において新規となる航空会社のみが利用できますが、もし新規の航空会社がこの選択肢を活用しない場合は、既存の航空会社が利用できます。
発着枠は入札により割り当てられますが、新型コロナウイルス(COVID-19)により政府の資本を受けないヨーロッパの航空会社のみが入札に参加できます。