アメリカン航空は2020年6月、アメリカとオーストラリア、中国本土、香港、日本、韓国を結ぶ週88便の貨物専用便を運航します。これは、アメリカン航空史上、最多の貨物専用便数となります。新型コロナウイルス感染拡大以前、一般に航空輸送されていた日常的な輸出品の空輸に対する需要拡大を受けた対応です。
このうち日本路線では、旅客と貨物を輸送する成田/ダラス・フォートワース線の週3往復便に加え、6月3日(水)からは成田/ロサンゼルス線で787-9を使用した貨物専用便を週3往復便、運航します。これらの貨物専用便では、救命用の医療品や器具のほか、日本から輸出するIT製品、自動車、機械、船舶部品などが輸送される予定です。
■6/3以降、運航を開始するアジア太平洋路線 ※カッコ内は使用機材 <ダラス・フォートワース発着路線> 成田線 : 週3往復便 (787-8) 香港線 : 1日1往復便 (777-300) 仁川線 : 週4往復便 (787-9) 北京線 : 1日1往復便 (787-9) <ロサンゼルス発着路線> 成田線 : 週3往復便 (787-9) 香港線 : 1日1往復便 (777-300) 上海・浦東線 : 1日2往復便 (787-9) シドニー線 : 週2往復便 (777-300)