日本/タイ間を結ぶ9社の運航・運休路線 6月10日時点まとめ

日本/タイ間を結ぶ9社の運航・運休路線 6月10日時点まとめ

ニュース画像 1枚目:ノックエア 737-800
© Boeing
ノックエア 737-800

日本/タイ間は、本邦航空会社が全日空(ANA)と日本航空(JAL)にピーチ、タイ側はタイ国際航空、タイ・エアアジア・エックス、タイ・ライオン・エア、ノックエア、ノックスクート、そして経由地として運航するスクートの計9社が運航しています。

新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、国際定期便の運休・欠航・減便が大量発生していますが、少しずつ再開の動きもみられます。特に、ビジネス渡航への対応で、経済を回すことが念頭に置かれている中、タイとの航空路線は早期に再開される可能性があります。この日本とタイを結ぶ航空路線の現状をまとめました。

路線航空会社運航状況備考
羽田 - バンコク全日空減便。6月はバンコク発
NH850のみデイリー運
航、7月はNH847/NH850
を週7往復運航。その他、
NH849/NH848とNH877
NH878は各週7往復は運休
7/31まで
日本航空一部運航、バンコク発JL034便の火のみ6/30まで
タイ国際航空運休7/31まで
成田 - バンコク全日空運休7/31まで
日本航空運休6/30まで
タイ国際航空運休7/31まで
成田 - ドンムアンタイ・エアアジア・エックス運休6/30まで
タイ・ライオン・エア運休10/24まで
ノックスクート運休7/31まで
スクート運休6/30まで
関西 - バンコク日本航空運休6/30まで
タイ国際航空運休7/31まで ※一部10/24まで
関西 - ドンムアンタイ・エアアジア・エックス運休6/30まで
タイ・ライオン・エア運休10/24まで
ノックスクート運休7/31まで
名古屋 - ドンムアンタイ・エアアジア・エックス運休6/30まで
タイ・ライオン・エア運休10/24まで
名古屋 - バンコク日本航空運休期間指定なし
タイ国際航空運休7/31まで ※一部10/24まで
新千歳 - バンコクタイ国際航空運休10/24まで
新千歳 - ドンムアンタイ・エアアジア・エックス運休6/30まで
ノックスクート運休7/31まで
仙台 - バンコクタイ国際航空運休10/24まで
広島 - ドンムアンノックエア運休6/30まで
福岡 - ドンムアンタイ・エアアジア・エックス運休6/30まで
タイ・ライオン・エア運休10/24まで
福岡 - バンコクタイ国際航空運休10/24まで
那覇 - バンコクピーチ運休6/30まで


日本への乗り入れは羽田、成田、関西、名古屋(セントレア)、新千歳、仙台、広島、福岡、那覇の9空港、タイ側はバンコク1都市のスワンナプーム国際空港とドンムアン空港の2空港で、計14路線があります。

この両国を6月現在、運航している航空会社はANAとJALの2社で、いずれもタイ側での搭乗が可能です。7月からANAは日本、タイ発とも搭乗可能で、デイリー運航を計画しています。

新型コロナウイルスのパンデミックの影響で、タイ国際航空は事業再建に着手しています。再建計画の方向性として機材数や路線数の削減が明らかにされているため、日本路線でも影響を少なからず受ける可能性があります。ただし、就航会社が多く、今後の需要の戻り次第では、日本/タイ間は新規就航という可能性もありそうです。

日本政府はニュージーランド、オーストラリア、ベトナム、タイなどを念頭に、40カ国以上と外相電話会談で交渉をはじめており、日本とタイの経済活動に支障があるとして早期の入国制限の緩和を打診しています。なお、外務省によると、タイでは国内全土を対象に適用する非常事態宣言を6月30日(火)まで延長し、封じ込め対策を講じています。

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