芦屋救難隊、防府北基地でCOVID-19感染症患者搬送機材の搭載訓練

芦屋救難隊、防府北基地でCOVID-19感染症患者搬送機材の搭載訓練

ニュース画像 1枚目:UH-60Jへ搭載
© 航空総隊
UH-60Jへ搭載

航空自衛隊の航空救難団芦屋救難隊は2020年6月1日(月)、防府北基地で新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大防止を目的とする防災訓練を実施しました。

訓練は山口県の依頼を受ける想定で、UH-60J救難ヘリコプターを使用した感染症患者搬送機材(アイソレータ)の搭載訓練を行いました。医療関係者の2次感染防止や感染者搬送時の実効性を高めました。

海外では陰圧式空気清浄装置を搭載しており、医療従事者や患者を搬送する救急隊員をはじめとする機内搭乗者の感染対策として感染患者搬送用ストレッチャーN36-7タイプを機体に搭載する改修も実施されています。

空自のUH-60Jは、アメリカの多用途ヘリコプターUH-60Aの空自救難機向けの改造機です。赤外線暗視装置、気象レーダーや精密な慣性航法装置を搭載しています。1988年に調達が開始され40機を取得、このうちの5機は空中受油機能が付加されています。

期日: 2020/06/01から
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