セオドア・ルーズベルトと第11空母航空団、空母資格取得で任務再開

セオドア・ルーズベルトと第11空母航空団、空母資格取得で任務再開

ニュース画像 1枚目:夜間の着艦作業
© U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 3rd Class Zachary Wheeler
夜間の着艦作業

アメリカ海軍の空母「セオドア・ルーズベルト(CVN-71)」と艦載される第11空母航空団(CVW-11)が2020年6月2日(火)、空母資格を取得し、新型コロナウイルス(COVID-19)の艦内での感染流行による無力化から戦闘能力を回復しました。

3月27日(金)にグアムに寄港、3月30日(月)に最初の感染者を確認し、乗組員たちの下艦から、約2カ月ぶりの復帰です。5月後半に空母艦載機着陸訓練(FCLP)と空母着艦資格取得訓練(CQ)を実施していました。

CVN-71とCVW-11は、1月17日(金)にサンディエゴ海軍基地を出港し、インド太平洋地域の第7艦隊エリアに展開し、海上安全の確保や国際法、慣習に従う航行の自由を維持する活動に同盟国などと取り組み、地域の安定に貢献しています。実質的な無力化の期間中は、COVID-19の流行が早めに低下傾向になった中国軍が海軍力を増強し、アメリカは空軍力で応戦する動きが見られました。

■CVW-11部隊
VFA-31トムキャッターズ (F/A-18E)
VFA-87ゴールデン・ウォーリアーズ (F/A-18E)
VFA-146ブルー・ダイアモンズ (F/A-18E)
VFA-154ブラック・ナイツ (F/A-18F)
VAW-115リバティベル (E-2D)
VAQ-142グレイ・ウルヴズ (EA-18G)
HSM-75ウルフ・パック (MH-60R)
HSC-8エイトボーラーズ (MH-60S)
VRC-30第3分遣隊プロバイダーズ (C-2A)
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