警察庁、BK117D-3を2機発注 2022年3月に導入

警察庁、BK117D-3を2機発注 2022年3月に導入

ニュース画像 1枚目:H145/BK117D-3
© AIRBUS
H145/BK117D-3

川崎重工は2020年6月12日(金)、警察庁からH145/BK117D-3を2機受注し、2022年3月に納入、2022年度に運用開始すると発表しました。

BK117ヘリコプターシリーズはエアバスと国際共同開発し、今回の受注はその最新型で、警察向けとして初めてのBK117D-3です。

BK117D-3は、BK117D-2の改良型で、全長13.54メートル、胴体の全幅1.73メートル、全高3.98メートルで、定員は最大12名、最高速度は時速約267キロメートル、航続距離は標準タンク搭載で740キロメートルです。

フルフラットフロアを備えた余裕あるキャビンスペース、多用途性に優れた後部の観音開きカーゴドア、高高度でのホバリング性能の向上、低騒音化、最新のアビオニクス搭載によるパイロットの負荷低減など、D-2の特長を継承しつつ、最新式で5枚のブレード・メインローターにより、性能を向上しています。

有効搭載重量は約150キログラム増加し、このうち機体重量を50キロ軽減し、最大全備重量を100キロ増加させています。また、整備が容易な構造の最新式のメインローター・システムの採用で整備期間が短縮されます。

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