アメリカ海軍EA-18G、6月13日から三沢飛行場へ6カ月展開

アメリカ海軍EA-18G、6月13日から三沢飛行場へ6カ月展開

ニュース画像 1枚目:西風さんの航空フォト
© FlyTeam 西風さん
西風さんの航空フォト

アメリカ海軍は、2020年6月13日(土)から約6カ月間、電子戦機EA-18Gグラウラー5機を三沢飛行場に展開します。防衛省が青森県、三沢市など地元自治体にアメリカ軍から連絡を通知しました。EA-18Gグラウラー5機の展開に伴い、約200名の人員が三沢基地に移動する予定です。

青森県はこの通知を受け、外務相、防衛相、東北防衛局長、アメリカ軍三沢基地司令官とアメリカ海軍三沢航空基地隊司令に対し、5項目を申し入れています。(1)民生安定対策、(2)安全飛行と航空機の整備点検など安全対策にを万全に期すこと、(3)早朝と夜間の離着陸を実施しないこと、(4)住宅密集地上空での低空飛行を行わないこと、(5)航空機騒音を抑えることを求めています。

EA-18Gは、F/A-18Fをベースにした電子戦機で、初飛行は2006年8月、全幅13.69メートル、全長18.38メートル、最高速度マッハ1.8です。武装はAGM-88HARM、AIM-120AMRAAMを搭載でき、現在はアメリカ海軍とオーストラリア空軍で運用されています。

メニューを開く