イタリア空軍は2020年6月10日(水)、第32航空団のF-35AライトニングIIが「北大西洋条約機構(NATO)によるアイスランドの領空警備」でアイスランドに展開したと発表しました。展開は、2カ月を予定しています。
イタリア空軍のF-35Aは2019年9月から10月にかけて「NATOによるアイスランドの領空警備」に就き、これに続く展開です。
アイスランドは空軍がないため、アメリカ空軍が領空警備に就いていましたが、2006年9月に撤退し、空白が生まれました。ロシア軍の航空機活動が活発になり、NATOに要請したことを受け、2008年5月からNATO同盟国が持ち回りで領空警備にあたっています。