ジェットスター・パシフィックが「パシフィック航空」に カンタス撤退

ジェットスター・パシフィックが「パシフィック航空」に カンタス撤退

ニュース画像 1枚目:Yukipaさんの航空フォト
© FlyTeam Yukipaさん
Yukipaさんの航空フォト

ベトナムの格安航空会社(LCC)、ジェットスター・パシフィックは2020年6月15日(月)、カンタス航空が事業から撤退することにより、社名を旧「パシフィック航空(Pacific Airlines)」に戻すと発表しました。

旧パシフィック航空は2008年にカンタス航空グループが株式30%取得し、ジェットスターとの提携を受け「ジェットスター・パシフィック」に社名を変更、ブランディングを展開してきました。今回の変更は、ベトナム国内市場の激しい競争や、新型コロナウイルス(COVID-19)による影響が大きい中、ベトナム航空が主導する形で再ブランディングを経て、LCC運営をさらに効率化します。

当局の承認が下り次第、カンタスが保有する株式を大株主のベトナム航空に譲渡する予定で、両社は、新たなパシフィック航空の体制と将来の株式保有の在り方について引き続き検討を続けています。

これにより、新パシフィック航空は顧客機能と予約機能を合理化し、さらにコスト削減を進めるほか、海外旅行制限が緩和される中で、より強固な立場を築くことができます。今後、新たなパシフィック航空は、ベトナム航空のブランドカラーやデザインを基調とした新ロゴなどを導入します。

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