アメリカの航空会社で組織する業界団体「エアラインズ・フォー・アメリカ(A4A)」は2020年6月15日(月)、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大予防対策として、加盟航空会社のフェイスカバー着用に関するルールの厳格化を発表しました。
搭乗者や顧客に接する従業員のフェイスカバー着用を義務化し、搭乗者と乗務員を保護することを目的としています。これにより、アラスカ航空、アメリカン航空、デルタ航空、ハワイアン航空、ジェットブルー、サウスウエスト航空、ユナイテッド航空は、顧客へフェイスカバーに関してチェックイン時と機内で説明するほか、搭乗者がこのルールに従わない場合は、マスク着用期間の搭乗停止などの処分を行います。
A4Aは5月から、「健康に賢く飛行機に乗ろう」と題した「Fly Healthy. Fly Smart.」啓蒙キャンペーンを開始しており、フェイスカバーは、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)が推奨している公衆衛生対策の1つで、搭乗者と顧客に接する従業員の保護につながると、A4Aは説明しています。
※配信当初の内容を一部変更しました。お読みいただいた読者、関係者の皆さまにはご迷惑をおかけいたしました。(2020-06-17 16:10)