護衛艦「おおなみ」、スペイン海軍「ヌマンシア」と海賊対処共同訓練

護衛艦「おおなみ」、スペイン海軍「ヌマンシア」と海賊対処共同訓練

ニュース画像 1枚目:クロスデッキを実施するアグスタAB212
© 海上自衛隊
クロスデッキを実施するアグスタAB212

海上自衛隊は2020年6月12日(金)、アデン湾西方海域でスペイン海軍と海賊対処共同訓練を実施しました。訓練では海自の海賊対処能力や海賊対処に関連する連携強化をはかりました。訓練項目は、戦術運動、近接運動、写真撮影、通信訓練、小火器射撃、クロスデッキでした。

参加艦艇は、海自がSH-60J/K哨戒ヘリコプターを1機搭載する護衛艦「おおなみ(DD-111)」、スペイン海軍はアグスタAB212を搭載するフリゲート「ヌマンシア(F-83)」でした。このうち、アグスタAB212が「おおなみ」とクロスデッキを行いました。

「ヌマンシア」は、サンタ・マリア級の3番艦で1988年11月に就役しました。諸元は、満載排水量4,100トン、全長137.7メートル、全幅14.3メートル、速力29ノット、兵装スタンダードSAM・ハープーンSSM発射機、76ミリ単装砲、20ミリCIWS、3連装短魚雷発射管、ヘリコプターは2機搭載可能です。

期日: 2020/06/12から
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