KLM、コロナで停止中の航空機はどのように駐機・管理されている??

KLM、コロナで停止中の航空機はどのように駐機・管理されている??

ニュース画像 1枚目:KLMオランダ航空
© KLM
KLMオランダ航空

KLMオランダ航空は2020年6月5日(金)、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により大部分が運航を停止し駐機したままとなっている航空機が、アムステルダム・スキポール国際空港でどのように駐機・管理されているのかを伝える動画を公開しました。

機材の駐機場所の確保は簡単なように見えて、パズルのように頭を使う作業で、様々なスタッフが業務に関わっています。駐機専用のコーディネーターが存在し、KLM、メンテナンス部門と協力して、駐機する場所を決定しています。また。機材を割り振る場合にはオペレーション・コントロール・センターからも連絡が入ります。

機材の移動はパイロットが行うのではなく、航空機を牽引したり、押したりして移動させる特殊な作業車のトーイングカーを使用し、専門のスタッフ2人で行います。1人はトーイングカーを運転、もう1人がコクピットに座り、補助電源やブレーキの管理を行います。動画では搭乗口「F7」から、スキポール・イーストを経由して搭乗口「G8」に機材を移動する様子が映されています。この機材はその後、別の専門スタッフによるメンテナンスを受けています。

このように、大部分の機材が停止する中でも、空港では様々な業務が発生し、航空機の管理が行われています。

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