F-35で史上初めて、パイロットと整備員全て女性で戦闘に参加

F-35で史上初めて、パイロットと整備員全て女性で戦闘に参加

ニュース画像 1枚目:F-35AライトニングⅡの出撃
© U.S. Air Force photo by Tech. Sgt. Kat Justen
F-35AライトニングⅡの出撃

アメリカ空軍(USAF)は2020年6月9日(火)、F-35AライトニングⅡで初めて女性パイロットが戦闘に参加したと公表しました。

ユタ州ヒル空軍基地、第388戦闘航空団(388FW)第421戦闘飛行隊(421FS)のエミリー・トンプソン大尉は、第421遠征戦闘飛行隊としてアラブ首長国連邦(UAE)のアル・ダフラ空軍基地に派遣され、F-35の女性パイロットとして初めて戦闘に参加しました。

USAFの70年を超える歴史の大半、戦闘機パイロットと整備員は男性の職場でしたが、今は、多くの女性が入ってきています。エミリー「バンザイ」トンプソン大尉の子供の頃の夢はエンジニアでした。大学で航空工学を学び、航空機を作ることから操縦に興味をもち、大学卒業後にUSAFへ入隊、約1年半を費やしてF-16ファイティングファルコンのパイロットになり、F-35Aの資格も取得しました。

トンプソン大尉は初めての出撃の日、整備、武器弾薬の搭載、誘導も含め女性だけのチームでF-35を飛ばし、USAFにとって歴史的な日となりました。今後、この様な風景が日常になることでしょう。

※タイトルを配信後に修正・変更しました。(2020-06-22 9:58)

メニューを開く