イージージェット、A320neoファミリー受領は2025年以降に延期

イージージェット、A320neoファミリー受領は2025年以降に延期

ニュース画像 1枚目:イージージェット
© イージージェット
イージージェット

ヨーロッパの格安航空会社(LCC)のイージージェットは、新型コロナウイルス(COVID-19)を受け予定していた機材の受領時期を2025年から2027年度でエアバスと合意しました。イージージェットは2020年4月9日(木)、エアバスと機材の受領延期について合意したと発表し、この受領日が決まりました。

当初2020年6月から2021年12月に受領を予定していた24機は、4月に2022年12月以降に受領を延期すると発表し、今回改めて2025年から2027年度の受領で合意しました。

受領年度が後倒しとなるもののも、契約当時に締結済みのカタログ価格からの大幅な値引きがそのまま適用されます。ただし、インフレに合わせた契約のため、受領延期に伴い最大9,500ポンド追加で支払う可能性がありますが、これらは受領延期による借り入れコスト削減で、実質的に相殺されます。また、受領を延期する権利と、将来の購入オプションに関して、さらなる柔軟性を持つことでも合意しています。

これらの変更により、機齢を重ねた機材を将来的に燃料消費の少ないA320neoファミリーに更新していくことが可能となります。イージージェットはA320neoを129機発注済みで34機を受領、A321neoは30機発注、9機を受領済みです。運航機材はこのほか、A319ceoが125機、A320ceoが169機です。

この記事に関連するニュース
メニューを開く