アエロメヒコ航空は2020年6月15日(月)、新型コロナウイルス感染症対策について公表し、搭乗者に理解と協力を求めています。
アエロメヒコ航空では新たな健康衛生管理体制を構築しており、乗客には搭乗前から機内、降機まで、マスクの着用を呼びかけています。また機内では健康問診票が配布され、メキシコシティ到着時に空港で検疫官への提出が必要なほか、日本行き便でも政府による問診票への記入が必要となります。
メキシコシティ空港では、全ての航空機で、メキシコ保健省が認可し高い殺菌効果がある消毒剤で機内を消毒し、ラウンジでは清掃を徹底しています。空港スタッフは予防に必要なアイテムを用意するなど感染予防対策を講じているほか、症状があると思われる旅客には、検査を受けてもらう体制を整えています。
アエロメヒコ航空の航空機は、機内空間を常に清潔に保つための高性能空気フィルターを装備しており、数分単位で空気が入れ替わるようになっています。機内には除菌ジェルを搭載し、搭乗者や乗務員が利用できるようにしています。なお、機内食は機内食工場での衛生管理を徹底する監視体制を整え、高い衛生環境でテーブルウェアや食事を用意しています。また、乗務員は、マスクと手袋を着用して業務にあたっていますが、ビジネスクラスでの上着預かりサービスやエコノミークラスの枕の提供など、一部のサービスは中止しています。