エアバス、第6世代戦闘機で空を制す

エアバス、第6世代戦闘機で空を制す

ニュース画像 1枚目:将来機イメージ
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将来機イメージ

エアバスは第6世代戦闘機で空を制すことを目指しています。1970年代から40年の長きに渡り西側の軍事作戦を支えてきた第4世代戦闘機は、優位性を失いつつあります。現在の軍事作戦の状況は、統合防空システム、極超音速兵器技術、ステルス技術が平準化しています。

第6世代戦闘機の定義は定まっていませんが、エアバスの考えるそれは、概ね次のようなものです。先進の航空電子工学と高度なセンサーやAIを導入し有人機と無人機の情報を連携し、レーダー反射断面積の削減やアクティブ電波反射制御技術を高めて生存性を確保します。また、ヨーロッパ各国の空軍や海軍の既存の戦闘機をはるかに超える機能を持ち、敵の空域の奥深くで運用できる戦場を管理するプラットフォームになります。

機体は、高度な飛行制御システム、推力偏向ノズルを備えたパワフルなエンジンで速度と航続距離を確保します。極超音速兵器やレーザーやマイクロ波を使った兵器、サイバー攻撃などの火力を備えます。

無人機(RC)は200キロの使い捨てから2トン未満や数トンの回収可能な機体が存在し、偵察や索敵、電子戦、敵防空網制圧(SEAD)、攻撃などの任務を行います。これにより有人機の生存性を高めることができます。

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