フィナビア、電動航空機の導入めざす協力協定を締結

フィナビア、電動航空機の導入めざす協力協定を締結

ニュース画像 1枚目:ピピストレル・アルファ・エレクトロ「OH-U682」
© Helsinki Electric Aviation Association
ピピストレル・アルファ・エレクトロ「OH-U682」

ヘルシンキ空港などフィンランドの空港運営を行うフィナビア(Finavia)は、フィンランドでの電動航空機の導入を目ざし、ヘルシンキ電動航空機協会(HEAA:Helsinki Electric Aircraft Association)と協力協定を締結しました。

フィナビアは空港運営に伴う排出量の削減継続を目指し、電動飛行機をそのソリューションの1つとして考えています。HEAAはフィンランドとヨーロッパの業界パイオニアで、2018年7月にはフィンランド初の電動飛行機として、2席でのピピストレル・アルファ・エレクトロの機体記号「OH-U682」をマイアミで運航しました。

電動飛行機は、風力や太陽エネルギーだけで発電すれば、排気量ゼロで飛行することができる上、騒音も軽減されます。電動旅客機は短距離路線に適していますが、民間航空会社のサービスを考慮すると、航続距離を伸ばすことが課題となっています。

フィナビアは、2年前にHEAAが設立されてから、電動飛行機の試験や開発をサポートしてきました。今回、新たな協定締結で、フィナビアは新型機調達のメインスポンサーとなります。

メニューを開く