CH-53Kキングスタリオン、強襲揚陸艦ワスプで海上試験を完了

CH-53Kキングスタリオン、強襲揚陸艦ワスプで海上試験を完了

ニュース画像 1枚目:CH-53Kキングスタリオン
© NAVAIR
CH-53Kキングスタリオン

海兵隊の大型輸送ヘリコプターCH-53Kキングスタリオンが、強襲揚陸艦「ワスプ(LHD-1)」で初の海上試験を実施しました。CH-53Kは6月はじめから2週間に渡り、大西洋で海上試験を行いました。試験は日中や夜間に離着艦を実施、夜間はナイトビジョンゴーグルを使い評価しました。

海上試験はCH-53Kの海上での性能を評価する一連のテストで、ローターの始動と停止、ブレードの折りたたみ、甲板での適合性などを風速増加時や風向の変化などのあらゆる条件が考慮されました。CH-53Kは2021年に運用テストと評価を行い、2023年から2024年に実戦配備する計画です。

CH-53Kは、CH-53Eの後継として開発しています。初飛行は2015年10月27日(金)です。諸元は、全長30.19メートル、胴体長22.89メートル、最大離陸重量38,420キログラム、巡航速度315キロメートル、航続距離841キロメートル、上昇限度4,380メートルです。

メニューを開く