カンタス航空は新型コロナウイルスの需要急減を受けた再建策の1つとして、保有する747-400の6機を前倒しで完全退役することを決定しました。再建策では保有機100機を1年間、そのうち一部はさらに長く駐機する計画です。
この中で、カンタス航空は保有する747を即時に退役させます。カンタス航空は747-400を2020年に完全退役させる計画でしたが、この予定を前倒しします。最後の6機のうち5機はすでにモハべとサンバーナーディーノにフェリーされています。カンタス航空が導入したもっとも新しい747-400は、2003年7月に受領した「VH-OEJ」でこれはシドニーに駐機されている模様です。
カンタス・グループは1971年に導入した747-200以降、中古機を含め747-100、747SP、747-300、747-400、747-400ERと747の各機種を40年以上にわたり使用した747と共に成長した企業でもあります。