カンタス航空、A380を3年は駐機へ

カンタス航空、A380を3年は駐機へ

ニュース画像 1枚目:カンタス航空 A380
© Qantas
カンタス航空 A380

カンタス・グループは2020年6月25日(木)、新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミック後の業績回復を目指す3カ年計画で、保有するA380について景気動向が予見できる状況になるまで運航再開しない方針を示しました。カンタス航空はこれまでに12機を導入し、この全てが対象です。

カンタス・グループ全体の方針として、少なくとも最大100機を1年間は運航停止する計画で、徐々に運航を再開しますが、A380については運航停止期間が耐用年数のかなりの割合を占めるため、減損処理を行います。A380の機体をはじめ、スペアエンジン、スペアパーツなどの帳簿価額が減額されます。

現在、カンタス航空のA380はドレスデンとアブダビでのメンテナンスに向かった機材のほか、ロサンゼルス、シドニー、メルボルンに駐機しています。

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