関西国際空港は2020年6月、日本コンピュータビジョン(JCV)のAI高速温度検知システム「SenseThunder-Mini」を導入しました。関空はこの製品導入を通じ、出発客の安心・安全な旅をサポートする狙いです。
「SenseThunder」は、AIを活用した顔認識技術と赤外線カメラを使い、対象者がマスクや眼鏡を着用したまま、1.2メートル離れた距離からわずか0.5秒で個人認証と体温測定が同時に実施できるため、発熱している人をリアルタイムに見分けられます。
関空は「SenseThunder-Mini」導入で、利用者が自身の体調をストレスなく即時に確認できることから、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策の1つとして、保安検査場に設置しました。