2021年度航空管制技術官を追加募集、試験日も変更 国家試験の延期で

2021年度航空管制技術官を追加募集、試験日も変更 国家試験の延期で

国土交通省航空局は、2021年4月1日(木)に採用予定の航空管制技術官の追加募集と書類選考通過者に対する面接試験と筆記試験の実施日を変更しました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年7月に予定されていた陸上無線技術士の国家試験が中止となり、11月に臨時試験が開催されることを受けた対応です。これまでの発表では、面接試験と筆記試験は8月を予定していましたが、9月をめどに実施します。

応募条件は、第1級陸上無線技術士の資格保有者、または第1級総合無線通信士を保有している場合は原則25歳までの方、第2級陸上無線技術士保有者は原則として22歳までの方です。

必要な資格は2020年11月の国家試験に合格、2021年1月31日(日)までに無線従事者免許証の交付を受けることが条件ですが、申し込みと面接試験の時点では、資格未取得でも受験可能です。写真貼付の履歴書、保有するすべての無線従事者免許証の写しなど応募書類を揃え、郵送で受け付けています。締切は、2020年7月31日(金)必着です。

資格未取得者の面接試験は、国家資格取得見込みとして実施し、11月の国家試験で国家資格を取得した場合、かつ面接試験に合格した方が採用されます。採用予定数は若干名です。

航空管制技術官は、航空機が悪天候時でも安全な航行を支援するレーダーや情報処理装置など管制施設、計器着陸装置など航空保安無線施設の運用、管理、メンテナンスを担当します。システム整備、工事の設計施工、新たに高度化される航空管制衛星などを使う航法システムの分野まで幅広く携わる業務で、採用後は3カ月間、航空保安大学校で研修を受けた後、全国の官署に配属されます。

期日: 2020/07/31まで
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