© Embraer
Phenom 300E
エンブラエルは2020年6月29日(月)、新型のフェノム 300E初号機をテキサス州の法律事務所に納入したと発表しました。この新機材を受領した法律事務所、ダンハム&ジョーンズはフェノム 100EVも所有しています。
フェノム 300Eは、シングルパイロットのビジネスジェット機として、マッハ0.80と最速、かつ最長の航続距離を誇る機材で、卓越した快適性も備えています。ビジネス航空業界では初めてとなる滑走路オーバーラン認識・警報システム(ROAAS)の搭載に加え、航空機事故の原因となるウィンドシアの予測機能、緊急降下モードなど最新の技術が導入され、パイロットの運航支援システムが強化されています。5人搭乗時の航続距離は、2,010海里(3,724キロメートル)です。
フェノム300シリーズは2009年12月に市場に投入されて以来、540機以上が納入されています。8年連続で最も多く納入された実績がある軽量ジェット機で、30カ国以上で運航されています。