ユナイテッド航空は2020年7月1日(水)、8月の運航スケジュールを発表しました。6月比で3倍、7月からは国内・国際線合わせて約25,000便を追加し、2019年8月と比較して全体の40%まで輸送量を回復させます。
旅行需要は2019年末と比較するとだいぶ低下した状態ですが、レジャー目的や家族・友人との再会など、徐々に回復傾向にあると説明しています。アメリカ運輸保安局(TSA)によると、6月29日(月)の搭乗者数はパンデミック以前の25%越えとなる60万人を記録しており、25%を超えるのは3月19日(木)以来初めてとなります。
アメリカ国内線は7月から8月にかけて50路線を再開し、これらを含め、全米200空港へ1日600便以上を追加で運航します。国際線では夏のレジャー旅行で需要が高まっているカンクンやタヒチへの路線を追加するほか、提携ハブ空港で幅広い路線に接続が可能なフランクフルトやチューリッヒ線も再開します。
なお、ユナイテッド航空は変更手数料を無料とする予約機嫌を7月31日(金)まで延長し、利用者に予約に関する柔軟性を提供しています。