海自P-3Cの6月活動状況、アデン湾の飛行回数は20回で特異案件なし

海自P-3Cの6月活動状況、アデン湾の飛行回数は20回で特異案件なし

ニュース画像 1枚目:海上自衛隊 P-3C
© 海上自衛隊
海上自衛隊 P-3C

防衛省統合幕僚監部は、海上自衛隊P-3Cの活動状況について、2020年6月1日(月)から6月30日(火)までの飛行内容を発表しました。P-3Cは、ソマリア沖アデン湾での海賊対処行動に加え、アラビア海北部の西側公海で日本関係船舶の安全確保に必要な情報収集も担っています。

海賊対処を目的としたソマリア沖での飛行回数は20回、飛行時間は約120時間、確認した商船数は約1,634隻でした。累計では、飛行回数は2,543回、総飛行時間18,940時間、確認した商船数は約212,615隻に登ります。護衛艦、諸外国の艦艇などと民間商船への情報提供は約103回、累計は約14,883回で、6月に特別な対処を実施した事例はありません。

アデン湾とアラビア海北部の西側の公海で確認した安全確保の情報収集活動では、1,661隻を確認しました。同時期に水上部隊の護衛艦「たかなみ(DD-110)」はオマーン湾の公海とアラビア海北部の公海で活動し、1,890隻を確認しています。水上部隊と航空隊が活動した海域で特異な案件はありませんでした。

累計では、水上部隊が確認した船舶が9,507隻、航空隊が確認した船舶が10,811隻となりました。

期日: 2020/06/01 〜 2020/06/30
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