RAFタイフーンとVIPボイジャー、ロシア軍機をエスコート

イギリス空軍(RAF)は2020年7月3日(金)、スコットランド北部の国際空域を飛行するロシア軍機を監視するため、ロジーマス空軍基地からユーロファイター・タイフーンFGRがスクランブルをかけました。

タイフーンFGRのサポートとして、ブライズ・ノートン空軍基地から空中給油輸送機ボイジャーKC.3「ベスピナ」シリアル「ZZ336」が離陸、空中給油支援を行いました。「ZZ336」は内装をVIP用に改装していますが、通常の空中給油任務にも就いています。

イギリス軍のレーダー網や北大西洋条約機構(NATO)の複合航空作戦センター、同盟国を緊密に連携して、ロシア軍機など国籍不明機を監視しています。これにより大西洋上を横断する民間機の安全な航行を保証しています。