ユニセフ、1カ月で50トン以上の緊急物資をアフリカや中東に輸送

ユニセフ、1カ月で50トン以上の緊急物資をアフリカや中東に輸送

ニュース画像 1枚目:ワガドゥグ(ブルキナファソ)に到着した緊急の保健物資
© ユニセフ
ワガドゥグ(ブルキナファソ)に到着した緊急の保健物資

日本ユニセフ協会は2020年7月3日(金)、欧州連合(EU)の人道的航空輸送体制を通じて、1カ月で50トン以上の緊急物資をアフガニスタン、ブルキナファソ、コンゴ民主共和国とスーダンに輸送したと発表しました。輸送した物資には、ワクチンや医療機器、その他の保健用品が含まれています。

人道的航空輸送体制は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの最中でも各国が重要な保健・医療サービスを継続できるようにするため、5月初旬に立ち上げられました。ユニセフは、重要な物資を輸送・配布し、世界規模のロックダウンによって子どもたちの生活に与える影響を緩和するための取り組みを続けています。

6月下旬には、ブルキナファソにCOVID-19に対応するための物資や栄養物資を含む緊急の保健物資、アフガニスタンには26トンのワクチンと、ポリオ、肺炎、ジフテリア、破傷風、百日咳などの病気から子どもを守るためのワクチン関連物資などを輸送しています。また、スーダンにはCOVID-19対応の最前線で働く医療従事者やエッセンシャルワーカーを守るための、医療物資、栄養キット、教育物資などを輸送しました。

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