アメリカ国務省は2020年7月6日(月)、フランス政府へE-2Dアドバンスドホークアイを3機と関連部品、約20億ドルで売却する対外有償軍事援助(FMS)で承認したと発表しました。
フランス政府への売却はE-2Dアドバンスドホークアイを3機、T-56-427Aエンジンを10基、AN/APY-9レーダーアセンブリを3セット、AN/ALQ-217電子戦支援測定装置を4セット、AN/AYK-27統合ナビゲーションシステムを3セット、Link-16(MIDS-JTRS)通信システムを5セット、統合任務立案システム各種ロジスティクスサービスなどを含んでいます。
E-2Dは、E-2Cホークアイの後継としてフランス海軍の空母「シャルル・ドゴール(R-91)」で運用され、フランス海軍の防空能力を高め、アメリカ海軍とのインターオベラリティーを維持します。E-2DはE-2Cの後継機として開発され、レーダーをAN/APY-9に換装しており、アメリカ海軍と航空自衛隊が保有しています。